「お肌の曲がり角」なんてよく聞きますが、筆者の場合25歳がまさにその時だった気がします。朝起きたときに顔についていた寝あとがやけに消えなかったり、お風呂上りに化粧水をつけているときに、ふと毛穴が目について頬をくっと上に持ち上げて見ると消えるなど…。いわゆる顔のたるみと遭遇してしまったのです。顔のたるみは老け顔に見られる原因の一つ。何とか改善を試みようと顔のマッサージに取り組みましたが、効果はいまいちでした。顔面のトラブルだからと闇雲に顔だけを手入れしていたのは間違いだったのです。

そもそも、顔のたるみの原因は「年齢による筋力の低下」「ホルモンバランスの変化」「睡眠不足やストレス」「血行不良」と様々ですが、「頭皮のゆるみ」も原因の一つとして考えられます。

筋力の低下や、血行不良はマッサージや顔ヨガなどの筋トレで、睡眠不足やストレスは規則正しい生活で改善が図れるとしても、顔の問題の答えが頭皮にあるとはなかなか気付けないものです。

皮膚は頭の頂点から顔も身体も同じ一枚の皮で繋がっている状態にあります。そのため、頭皮が血行不良だったり、緩んでいたりすると顔や体の皮膚にも影響がでてしまいます。よって、頭皮がたるむと顔のたるみに繋がってしまうのです。特に頭皮は常に体の頂上にあり、重力により下に引っ張られている状態にあるため、他の部位より負荷がかかってしまいます。ですから、そのまま何もせずに放置すると緩くなる一方です。頭皮のゆるみを取るためにはヘッドスパなどで頭皮のコリをほぐし、血行を促すことが効果的だとされています。1日5分～10分、シャンプーのついでにでも頭をもみほぐしてあげるといいかも知れませんね。

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