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健康診断などでよく耳にする「肝機能障害」ですが、その呼び名はとても抽象的で実際にはどのような症状があり、それを放置するとどんな病気に繋がるのかがあまりピンと来ないという人も多いかもしれませんね。
今回は「肝機能障害とはどのようなものか?」ということについて説明します。
「肝機能障害」とはその字の通り、肝臓の機能に障害がある状態のことを指します。しかし、だからと言ってすぐに何かしらの症状が出ているとは限りません。
そもそも肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているほどに症状が出にくい、我慢強い臓器なのです。ですから肝臓疾患による症状(例えば黄疸など)が出てきた時には、本人の知らないうちにかなり進行していたということも残念ながら少なくありません。
このように手遅れにならないためにも「肝機能障害」という病名は非常に役に立ちます。自覚症状が乏しい肝臓疾患では本人の意識が非常に大切だからです。
肝機能障害の主な原因は生活習慣にあります。肝臓は私たちが口から摂取したものを分解、解毒し身体に取り込みやすいように変化させるという役割を担っています。そのため、脂肪分の多い食事や、多量のアルコールの摂取など不摂生を続ければそれだけ肝臓に負担がかかってしまうのです。
ですから、健康診断などを受診し「肝機能障害」と診断し、「あなたの肝臓が少し疲れていますよ」と注意を促すことで、脂肪肝や肝硬変、肝臓がんなど重篤な肝疾患になるのを未然に防ぐことができます。
健康診断で肝機能障害と診断されたらショックかも知れません。しかし、だからと言って、すぐに肝臓がんや、肝硬変などになるということはありません。
まずは日頃の生活習慣を振り返り、肝臓を労わってあげることから始めましょう。そうすることできっと肝機能障害も改善されていきますよ。ただいまコメントを受けつけておりません。