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肝臓が正常に機能しているかどうかは肝機能を調べる血液検査でわかります。肝機能を調べる項目はたくさんありますが、中でも最もメジャーな項目はALT(GPT)、AST(GOT)、γ‐GTPです。健康診断などで目にしたことがある人は多いかも知れませんね。この3つの検査項目の数値を見ることで肝臓の状態をある程度知ることができます。
ALT、ASTは肝臓の細胞に多く含まれていて、肝臓の細胞が破壊されたときに血液中に排出される酵素です。即ち、この2つの数値が高いということは肝臓の細胞が多く破壊されていることを示します。
また、この2つの項目のどちらがより高いか(ALT/AST比)も重要です。それにより疑われる疾患が違うからです。AST値よりもALT値が高い場合は肝硬変、肝臓がんが疑われます。また、ASTのみが高値を示す場合は心筋梗塞などの肝臓以外の疾患の疑いも高まります。
γ-GTPはアルコール性肝障害の数値として用いられます。アルコールの摂取量が多い人はこの数値が基準値を超えて高くなります。また、γ-GTPは胆汁の流れが悪い状態にあるときにも上昇する傾向にあります。
それぞれの基準値は、ALT(30IU/L以下)、AST(30IU/L以下)、γ-GTP(50IU/L以下)と定められています。健康診断などでこれをはるかに超す数値が認められた場合は肝臓に疾患が隠れている可能性があります。
肝臓はとても我慢強く、多少細胞が破壊されたからといって動きを止めることはありませんし、自覚症状もとても乏しいです。ですから、もしも健康診断などで肝機能異常を指摘された際は、それを肝臓からの危険信号であると認識し、早めの対策を取るように心掛けましょう。
=>γ-GTP 下げる方法
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