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肝機能障害と食事習慣

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肝機能障害と食事習慣

肝機能障害の主な原因は生活習慣にあります。生活習慣の中でも特に食事は肝臓の機能と切っても切れないほどに深い関係にあり、肝機能の変動に大きく関係しています。

では一体どんな食事の習慣が肝機能に影響を及ぼすのか?今回は肝機能障害と食事習慣について説明します。

そもそもなぜ肝機能と食事が深い関係にあるのかというと、それは肝臓の働きに由来しています。

肝臓は、身体に必要な蛋白質の合成、栄養の貯蔵、有害物質の分解・解毒という大きく分けて3つの働きを担っています。私たちが摂取した食べ物は、胃や腸で吸収されやすい形に変化したあと、肝臓へ運ばれます。そしてその栄養が肝臓で体の各所に適した色々な成分に変化され、動脈を通って必要な場所へと届けられます。また、各所で利用されて不要になった老廃物は静脈を通って肝臓へ戻ってきます。そしてその不純物を胆汁へと排泄させます。その一部は小腸で再吸収され、肝臓で再利用されます。このように肝臓は私たちの身体を動かすために「生産」「清掃」「リサイクル」を行う工場のような働きをしてくれています。ですから、食事と肝臓は非常に深い関係にあるのです。

肝臓が特に持て余して困ってしまうのが「脂質」と「アルコール」です。肝臓は栄養の貯蔵も行っていますから、使われない脂質も肝臓に一旦貯蔵され活躍する時を待つようになります。しかし、運動不足な状態が続き、出番がないままにどんどん油の多い食事を続けていると脂質は溜まる一方で、やがては肝臓が余分な脂肪でいっぱいになってしまいます。そしてその脂質が、肝臓の中の30%を占めるようになると「脂肪肝」となります。

そして、分解・解毒の工程で負担を掛けてしまうのがアルコールです。肝臓が1時間に処理できるアルコール量は、一般的に日本酒約4分の1合分と言われています。例えば毎日3合のお酒を飲むとしたら、実に肝臓は12時間もアルコールを処理し続けなければならないということになります。このようなオーバーワークは肝臓に大ダメージを与えます。肝臓の細胞に炎症が起こったり(アルコール性肝炎)、細胞が破壊され、代わりに繊維組織が増殖したり(アルコール性線維症)、最終的にはアルコール性肝硬変を引き起こす恐れもあります。

好きなものを美味しく食べて、お酒を美味しく飲み続けたいなら、適度な運動とバランスの良い食事、そして肝臓にも週休2日のお休みを与えてあげることが大切ですね。
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